令和8年度茨城県防災士会通常総会を開催しました

総会

5月16日(土)、水戸市桜川市民センターで、NPO法人茨城県防災士会の令和8年度通常総会を開催しました。
茨城県防災・危機管理課石川耕二課長およびNPO法人日本防災士会植村信吉理事長ら来賓を迎え、平時の備えや災害発生時における実践的な活動に大きな期待が寄せられました。
議事では前年度の活動報告に加え、地区防災計画の推進や会員向けスキルアップ研修、次世代に向けた防災教育などを盛り込んだ本年度事業計画が承認されました。
また新任理事3名も承認され、新たな体制で地域防災力の向上に邁進してまいります。

今年度は、
■ 地区防災計画やコミュニティタイムライン策定支援の推進
■ 会員向け研修や認定試験によるスキルアップ
■ 小中高校生への防災教育と防災士資格取得支援
■ ホームページ刷新による情報発信力の強化
などに重点的に取り組みます。

また、本総会では3名の新任理事が承認され、新たな体制でのスタートを切ることができました。
会員一人ひとりの知識と経験、そして地域とのつながりを生かしながら、茨城県全体の防災力・減災力の向上に向け、これからも力を合わせて活動してまいります。

川上政和理事長のあいさつ

皆さんおはようございます。本日はご多用のところ、NPO法人茨城県防災士会の通常総会にご出席いただき、誠にありがとうございます。

1年前、当会は新任6名、経験者2名の理事体制でスタートし、経験豊かな安東理事と横田理事には大変感謝しております。今般、お二人から、引き継ぎも終わり自分たちの役目も終わったので、本日をもって理事を辞任したい旨の申し出がありました。また、飯田理事からも、県外での仕事の都合での理事辞任の申し出がありました。任期途中ではございますが、第5号議案での理事交代についてはこのような事情ですのでよろしくお願いいたします。

さてこの1年、茨城におきましては一部竜巻の突風被害が発生いたしましたが、大雨等による大規模災害の発生はなく、比較的穏やかな年となりました。一方で、こうした平時こそ、私たち防災士の備えや学びが重要であると改めて感じております。現在当会は、約300名の会員の皆様に支えられ、地域防災力の向上に向けた活動を続けることができております。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

本日の総会が、今年度の活動を考える有意義な場となりますよう、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

来賓祝辞:茨城県防災・危機管理課長 石川耕二 様 

皆様おはようございます。本日は令和8年度茨城県防災士会通常総会にお招きいただきまして誠にありがとうございます。総会にあたりまして一言お祝いを申し上げます。
皆様方には日頃から本県の防災行政の推進にご協力を賜り、ここに感謝申し上げます。

さて、先ほどもちょっとお話がありましたけれども、本県は昨年は穏やかなところでしたが、近年では全国各地で毎年のように大きな災害が発生しております。本県にしましても、令和元年の東日本台風や令和5年の台風による大雨などにより大きな被害が発生している状況でございます。また昨年12月に続き、先月には三陸沖を震源とする北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されたことは記憶に新しいところでございます。

近年の災害は、地球温暖化の影響などによりこれまでの常識を超えるような大きな被害をもたらし、また地震についてはいつどこで起こるかわからないことから、日頃の備えが大変重要であります。このため県では、毎年市町村との合同で避難訓練を実施している他、防災大学を開催するなど防災力の強化に取り組むとともに、水害からの逃げ遅れによる被害ゼロに向けて、避難支援が必要な方に対する個別避難計画の作成やマイタイムラインの作成推進に力を入れているところでございます。

防災士会の皆様には、いばらき防災大学の講義や、自主防災組織リーダー研修会での事例発表、地域での防災講話など様々な場面でご協力をいただいており、改めて御礼を申し上げます。
また、本年3月の県地域防災計画の改定において、防災士の連携を明記させていただくところであり、引き続きより一層の連携を図っていきたいと考えております。

災害発生時の被害を軽減するためには、行政による取り組みだけではなく、住民一人一人が自らの災害に備える自助や、地域の皆さんで災害に備える共助が大変重要であります。この自助や共助の観点から、地域防災のリーダー役となる防災士の皆様が果たす役割は、今後ますます重要になるものと考えております。県としましては、引き続き地域防災力の強化に取り組んでまいりますので、防災士会の皆様におかれましては、今後とも本県の防災行政の推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、茨城県防災士会及び会員の皆様のますますのご発展、ご健勝を心よりご祈念申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

来賓祝辞:NPO日本防災士会代表理事 植村信吉 様

皆さん初めまして。日本防災士会の植村と言います。

昨日夜8時ぐらいでしたか、揺れましたな。皆さんしっかり揺れた時、ちゃんとシェイクアウトできましたか?(笑) 私、ちょうど駅前のビジネスホテルで泊まってた部屋が12階でして。あら!と思って揺れたんでおかしいなと、そうしたら緊急地震速報もならないし、NHKつけたら、そこは茨城で地震があるわ、と。

なぜ最初に言ったかというと、これまでちょうど東日本大震災があって15年過ぎました。あの熊本地震からでも10年過ぎてます。その時に私たち防災士会が、防災士が何かというのを素直に振り返る時だという風に私は考えてます。確かに今、県の方もおっしゃってましたが、地域で防災士会はそれぞれの団体からの依頼を受けて、地域防災力の向上という取り組みを主眼にやってきました。

私、防災士の活動して19年目です。防災士を作ってすぐに各自治体の方へご挨拶に行ったんですけど、『防災士って何?』って言われましたからね、最初は。ところが今は全国各地においても、防災教育や講演会あります、研修会ありますいう時に『防災士の方に来ていただけませんか』っていう声をいただくようになりました。これは素晴らしいことだと思ってます。

ただし、これまでの活動は常にそういう地域防災力向上という地域での活動が中心になりました。で、最初に言いましたように東日本大震災から15年経過したと。その時に私たち、実際何ができたんだということを考えないといけない時を迎えてると考えてます。自分の住んでる地域で大規模災害が起こった時に何ができる、何をしなければならない、そこに焦点を当てた活動が今求められているという風に思っています。ですから今までの活動を否定するんじゃなく、それはそれで継続しながら、災害が起った時に何ができるかという視点に当てた防災士会の活動が求められているのではないかということ。車の両輪としてやっていくべきだと思ってます。ここに取り組まない限り、偉そうに自分の命を守る、地域を守るって言う話が、災害が起こった時に何もできないかという形になってしまうということをお互いに自覚をしたいと思ってます。

日本防災士会は、これから災害が起こった時に自分たちが何ができる、何をしなければならないていうことに焦点を当てた活動にも本格的に足を踏み出したい、一歩を踏み出したいと思ってます。

え、しかしながらこの話をさせていただくと『何すんのよ』と。あ、すいません言い忘れましたね。私奈良出身です。関西弁で喋ってますけど大丈夫ですね。何できんのよって話なんです。
僕は難しくないと思ってます。なぜか。2年前の能登半島地震が起こった時に、石川県支部が地域に入って支援活動をやりました。そこにヒントがあるし、そこでできたことを全国に広げればいいだけですよ。
私も能登半島へは7回ぐらい現場に入らしてもらいました。そこで気づきがありました。行った時は災害ボランティアとして向こうのボランティアセンターに行って受付をして、被災した家に行ったんで、これが中心が今まではあった。
でも能登は違いました。避難所支援にも具体的に入ってました。石川県の珠洲市、正院地域の避難所に石川県支部が入ってましたけど、そこへ私はもっと一緒に入れていただきました。
そこで気づきました。ですからそういう経験を各支部に広げていきたいと思ってますし、そのことが大事だという風に思ってます。

あと1つは……長話してもう終わりますね。あと1つは各支部との関係、本部との関係。ここはもう少し丁寧にしなければならないと思ってます。
こういう形で今日はたまたま私は来てますけども、本部の理事をしてる方、また三役の方が各支部の総会にお邪魔をしながら、実際どうなってんのと膝を突き合わせながら、『ここで困ってんねん』とか『ここはうちうまいこと言ってんで』と、こういう話ができるような関係を作っていくことが大事だと思ってます。
改めてになりますけども、その取り組みをこれからどこまでできるかわかりませんけど、気持ちだけは頑張ってやっていきたいと思ってます。

前の理事長がおっしゃってまして、『志は高く、敷居は低く』これやと思います。
災害時に大風呂敷を広げる必要はありません。大事なのは小さなことを1つ1つ積み重ねていくことです。これをこれから一緒にやっていきたいと思いますんで、皆さん是非お力をお貸しいただきたいということをお願いをして、非常に生意気なものになりましたけども、その点もお詫びしながら私の挨拶に代えさせていただきます。

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